【相談事例】ひとりだからこそ、将来のお金をきちんと考えておきたい|50代女性・おひとりさま

※実際のご相談をもとに、個人が特定されないよう一部内容を変更してご紹介しています。

目次

相談前の悩み

今回ご相談いただいたのは、50代・おひとりさまの女性です。

現在、生活に大きな困りごとはありません。

ただ、これから先のことを考えると、

「このままの働き方をいつまで続けるのか」

「老後の生活費は足りるのか」

「今の住まいにこのまま住み続けられるのか」

「病気や介護が必要になったとき、ひとりで大丈夫なのか」

と、少しずつ不安を感じるようになっていました。

今すぐ困っているわけではないからこそ、つい後回しになりやすい将来のお金。

一方で、ひとりで暮らしていくことを考えると、

「元気な今のうちに、これからのことを一度整理しておきたい」

という思いがあり、ご相談いただきました。

ご相談の流れ

今回のご相談では、老後資金の金額だけを確認するのではなく、これからどのように暮らしていきたいのかも含めて、一つずつ整理していきました。

現在の生活費・貯蓄・年金を確認

最初に確認したのは、現在のお金の状況です。

・毎月の生活費
・現在の貯蓄
・老後に向けて準備しているお金
・将来受け取る年金の見込み

などを整理しました。

おひとりさまの場合、家計を自分ひとりで管理できる一方で、基本的には今後の生活費も自分の収入や資産で考えていくことになります。

そのため、まずは、

「今どのくらいのお金で暮らしているのか」

を把握することから始めました。

働き方と退職時期について考える

次に確認したのが、これからの働き方です。

「何歳まで働きたいか」

「今と同じ働き方を続けたいのか」

「少しずつ仕事を減らしていきたいのか」

によって、老後のお金の計画も変わります。

退職する年齢だけを決めるのではなく、

これからどのようなペースで働いていきたいのか

という希望も含めて整理しました。

住まいについて考える

将来のお金を考えるうえで、住まいも大きなポイントです。

現在の住まいにこのまま住み続けるのか。

将来的に住み替えを考えるのか。

住宅の修繕費が必要になるのか。

賃貸の場合は、老後も家賃を支払い続けることになります。

そこで、今後の生活費だけではなく、これからの住まいにどのくらいのお金がかかりそうかについても整理しました。

医療や介護への備えについて確認

50代になると、将来の医療や介護についても少しずつ気になる時期です。

ただ、まだ起きていないことをすべて想定しようとすると、不安ばかりが大きくなってしまいます。

そこで、

今から準備できることと、将来状況が変わったときに考えること

を分けて整理しました。

ご提案したこと

今回のご相談では、

「ひとりだから、すべてに備えなければいけない」

と考えるのではなく、今後の暮らしを具体的にイメージしながら必要な準備を考えることをご提案しました。

老後資金を「一般的な金額」だけで考えない

老後のお金について調べると、

「老後には〇千万円必要」

といった情報を目にすることがあります。

ただ、その金額がそのまま自分に必要とは限りません。

現在の生活費や年金の見込み、住まい、働く期間によって必要な金額は変わります。

そのため、

「世間ではいくら必要と言われているか」ではなく、「自分はどのくらい必要なのか」

を考えていきました。

これからの働き方とお金を一緒に考える

老後資金を増やすことだけを目標にするのではなく、

「できるだけ長く今の仕事を続けたい」

「60代になったら働く時間を少し減らしたい」

など、ご本人の希望も大切にしました。

働き方を考えることは、

収入だけではなく、これからどんな暮らしをしたいかを考えること

にもつながります。

住まい・医療・介護を一度に考えすぎない

将来について考えると、

住まいも、病気も、介護も、すべてが不安になることがあります。

そこで、

今決められること
今から準備しておくこと
将来もう一度見直すこと

に分けました。

すべての答えを今出すのではなく、定期的に見直しながら準備していくことをご提案しました。

ご相談後の変化

ご相談前は、

「ひとりだから、将来何かあったときに困るのではないか」

という漠然とした不安がありました。

お金のことだけでなく、仕事、住まい、病気、介護など、いろいろなことが頭の中でつながっていたため、

「何から考えたらいいのかわからない」

という状態でした。

今回、

・現在の生活費
・貯蓄
・年金の見込み
・これからの働き方
・住まい
・医療や介護への備え

を一つずつ整理したことで、将来について具体的に考えられるようになりました。

そして、

「いくら貯めれば安心か」だけではなく、「これからどんなふうに暮らしていきたいのか」

という視点から、将来を考えられるようになりました。

今回のご相談のポイント

おひとりさまだからこそ、元気なうちに整理しておく

今すぐ生活に困っていなくても、

「このままで大丈夫かな」

と少し気になり始めたタイミングは、将来について考えるよい機会です。

大きな問題が起きてから考えるのではなく、余裕があるうちに今の状況を確認しておくことで、これからの選択肢も増えます。

お金だけではなく、これからの暮らしから考える

おひとりさまの将来設計は、老後資金だけではありません。

働き方、住まい、健康、介護、人とのつながりなど、さまざまなことが関係します。

だからこそ、

「いくら必要か」の前に、「どんな暮らしをしていきたいか」

を考えることも大切です。

一度決めたら終わりではなく、定期的に見直す

50代で考えた将来設計が、そのままずっと変わらないとは限りません。

働き方が変わったり、収入が変わったり、住まいについての考え方が変わることもあります。

そのため、

今の時点で一度整理し、数年ごとに見直していく

という考え方がおすすめです。

関連する相談事例

同じように、教育費や家計について次のようなご相談があります。

個別相談について

「ひとりなので、将来のお金がなんとなく心配」

「老後資金が足りるのか知りたい」

「何歳まで働けばいいのか考えておきたい」

「このまま今の家に住み続けられるのか気になる」

「病気や介護のことも、少しずつ考えておきたい」

そんな段階からでもご相談いただけます。

FPまるこ相談室では、老後のお金だけではなく、

家計・貯蓄・年金・働き方・住まい・医療・介護・これからの暮らし

を一緒に整理していきます。

今すぐ何かを決める必要はありません。

「今の自分はどのくらい準備できていて、これから何を考えておけばよいのか」

を一度整理することで、将来に向けてできることが見えてきます。

ひとりだからこそ、自分がこれからどんな暮らしをしていきたいのかを大切にしながら、将来のお金について考えてみませんか。

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