※実際のご相談をもとに、個人が特定されないよう一部内容を変更してご紹介しています。
相談前の悩み
今回ご相談いただいたのは、40代のご夫婦・お子さま2人のご家庭です。
上のお子さまの大学進学が近づき、これから本格的に教育費がかかる時期を迎えていました。
さらに、下のお子さまについても今後進学に伴う費用が増えていくため、
「今ある貯蓄で足りるのだろうか」
「住宅ローンを払いながら、2人分の教育費を準備できるのだろうか」
「このままの家計で大丈夫なのか分からない」
という不安を感じていらっしゃいました。
教育費が必要になることは分かっていても、実際に進学が近づいてくると、いつまでに、いくら準備しておけばいいのかが分からず、不安が大きくなっていたそうです。
ご相談の流れ
まずは、教育費だけを見るのではなく、現在の家計全体についてお話を伺いました。
今ある貯蓄と毎月の家計を確認
現在どのくらい貯蓄があり、毎月どのくらいのお金が入ってきて、何に使っているのかを整理しました。
貯蓄についても、すべてを教育費として使えるわけではありません。
生活の予備費や、これからの暮らしのために残しておきたいお金もあります。
そのため、今あるお金の中から、教育費としてどのくらい準備できそうなのかを一緒に確認していきました。
2人のお子さまの教育費が必要になる時期を整理
次に、お子さまそれぞれの進学時期を確認しました。
上のお子さまの大学進学だけではなく、下のお子さまについても、
「何年後に、どのような費用が必要になりそうか」
を時系列で整理していきました。
教育費は総額だけを見るよりも、いつ負担が大きくなるのかを見ることも大切です。
住宅ローンとのバランスを確認
さらに、現在返済している住宅ローンについても確認しました。
教育費を準備しながら住宅ローンも支払っていくため、
「住宅ローンを早く返した方がいいのか」
「手元にお金を残しておいた方がいいのか」
という点についても、今後の教育費とのバランスを見ながら整理しました。
ご提案したこと
今回のご相談では、単に
「大学費用として〇〇円必要です」
というお話だけではなく、今後の暮らし全体を見ながら考えていきました。
教育費を「いつまでに・いくら」と分けて考える
まずご提案したのが、教育費をひとまとめに考えないことです。
「教育費がたくさん必要になる」
と考えると、必要以上に不安が大きくなってしまうことがあります。
そこで、
・いつ必要なのか
・どのくらい必要になりそうなのか
・それまでにどのくらい準備するのか
を分けて考えていきました。
今ある貯蓄をすべて使う前提にしない
今ある貯蓄についても、教育費だけでなく、生活の予備費や今後の暮らしに必要なお金を考えておくことが大切です。
そのため、
「教育費として使うお金」と「手元に残しておくお金」
を分けて考えるようにしました。
住宅ローンだけを切り離して考えない
住宅ローンについても、「早く返すこと」だけが必ずしも優先とは限りません。
これから教育費が大きくなる時期だからこそ、手元のお金とのバランスを見る必要があります。
教育費・貯蓄・住宅ローンをそれぞれ別々に考えるのではなく、家計全体で考えていくことをご提案しました。
ご相談後の変化
ご相談前は、
「このままの家計で本当に大丈夫なのだろうか」
という漠然とした不安がありました。
一つずつ整理していくことで、
「いつまでに、どのくらい準備しておけばよいのか」
を具体的に考えられるようになりました。
教育費そのものがなくなるわけではありません。
けれど、これから必要になる時期や金額の目安が見えると、
「今、何をしたらいいのか」
「次に何を考えればいいのか」
が分かるようになります。
漠然とした不安から、これからやることを具体的に考えられる状態になったことが、今回のご相談で大きく変わったところでした。
今回のご相談のポイント
教育費は「金額」だけでなく「時期」を見る
教育費について考えるとき、
「大学までに全部でいくら必要なのか」
という総額に目が向きがちです。
ですが実際の家計では、すべてのお金が一度に必要になるわけではありません。
大切なのは、
いつ、どのタイミングで、どのくらい必要になるのか
を把握することです。
お子さまが2人以上いる場合は、重なる時期を確認する
お子さまが複数いる場合は、それぞれの教育費だけではなく、負担が重なる時期を見ることも重要です。
進学時期を時系列に並べることで、家計の負担が大きくなる時期をあらかじめ確認できます。
教育費だけではなく、暮らし全体から考える
家計には、教育費以外にも、
住宅ローン、生活費、保険、車、働き方、老後資金などがあります。
そのため、
「教育費はいくらあれば大丈夫か」だけではなく、「わが家の場合はどう準備していくか」
を考えることが大切です。
FPまるこ相談室では、一つのお金だけを見るのではなく、その方の暮らし全体を見ながら一緒に整理していきます。
関連する相談事例
同じように、教育費や家計について次のようなご相談があります。
個別相談について
お金について考えていると、
「教育費だけ相談していいのかな」
「まだ何に困っているのか、うまく説明できない」
ということもあると思います。
相談内容がはっきりまとまっていなくても大丈夫です。
FPまるこ相談室では、
家計・教育費・住宅・働き方・保険・資産形成・これからの備え
などを、暮らし全体を見ながら一緒に整理していきます。
「このままで大丈夫なのかな」
と思ったときが、一度整理してみるタイミングかもしれません。
現在の状況をお聞きしながら、「自分の場合はどう考えればいいのか」を一緒に見つけていきます。
個別相談の内容・お申し込みはこちら
FPまるこ相談室|個別相談について



